イオンのオモチャ売り場でふと特売DVDの棚を見たら、僕の大好きな映画『キャストアウェイ』のDVDが980円で売ってるではないですか! 安いっ!
迷わず即行で買いましたヨ!
この映画、トム・ハンクス主演の無人島漂流モノなんですが、2時間ほとんどトム・ハンクスしか出てきません。
トム・ハンクスの無人島でのサバイバル生活を淡々と延々描いています。
セリフもBGMもほとんどないというすごくストイックで恐ろしい作品っす。
子供のころ見たアニメ『南の島のフローネ』の影響で無人島で生活してみたいなどと思っていましたが、この映画でそんな『南国無人島幻想』は吹き飛びましたよ。
とても無人島では生活できそうにありません。マジで辛そうっす。(しかし『青い珊瑚礁』や『流されて』のようなシチュエーションへの幻想はちょっと残ってたりする)
最後の方で救出されアメリカに帰るんですが、そのあとの孤独っぷりもすごいっす。
なんかポツーンって感じ。
けど、エンディングはどこか自由で前向きな清々しさがあって好きなんすよね。
そうそう、ちょっと前なんですが同じトム・ハンクス主演の映画『ターミナル』をみてきました。
この映画は、東ヨーロッパの国からNYへ来たトム・ハンクスが、祖国でクーデターが起き祖国消滅!でパスポートも失効して入国できず空港内で生活するというお話。
『キャストアウェイ』では無人島で独りぼっちという孤独を描いていたが、『ターミナル』では人が大勢いる異国の空港で独りぼっちという孤独を描いているのか! それはさぞ恐ろしい映画だろう! 観ねば!!
…という感じで観に行ったんですが、まさか心温まるハートフルコメディだったとは…。
僕が期待していたものとはまったく違った…。
CMでのトム・ハンクスはかなり辛そうだったんだけどなぁ。
だまされたヨ…。